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個人様宅 和風の庭の事例 池作りと鹿威し(ししおどし)
更新:2021年04月07日 公開日:2019年12月06日
久しぶりに『庭師』らしい仕事の紹介です。
葛飾区にお住いの、個人のお客様から庭に池を作るご依頼をいただきました。
上部写真の赤の矢印は、池の水をポンプで循環して、「立石」(りっせき:立石駅ではありません(^^))から滝として水を落とすための穴の位置です。
青の矢印は、自作の「建仁寺垣」です。隣家との単なる仕切ではなく、庭を外の世界から隔絶させる役割を担っています。
黄色の矢印は、お馴染みの「鹿威し(ししおどし)」です。こちらも池の水を利用しています。竹筒から左側の竹に水を流して、いっぱいになった水が竹筒の下にある石(「つくばい」)に移る時に、「コーン」と音を立てるアレです。
あくまで個人的な主観ですが、数多ある和の庭園の魅力のひとつに「眺めていると時の流れを忘れることができる」という点が挙げられると思います。和風の庭造りに関するご依頼は年々減ってきているのを感じますが、弊社の得意とする造園業務のひとつですので、ご検討いただいている方はお気軽にご相談ください。
今後も「後世に文化を遺す」意気込みで取り組んで参ります。
葛飾区 小林造園のコラムをお読みいただきありがとうございます。
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